黄姚古鎮
景勝地ランク:0
住所:広西昭平県

黄姚古鎮は、広西チワン族自治区東部の賀州市に位置し街は広西チワン族自治区のシンボルとも言える「漓江」の下流に広がり、有名な桂林の街からおよそ200キロ離れた場所にある

 黄姚古鎮は1036年の歴史があり、古い街並み今も残されており、また通りに並ぶ建築群を見ると、中国古来の「風水」の考え方に基づいて建てられていることが分か

 この街は、風水で使用する八卦鏡にちなんで、正八角形で、街の中心を通るメインストリートの両側には、多くの横丁が延びており、その形はまるで青い龍が踊っているかのようだといわれる

 黄姚古鎮は、昔から商業で栄えこの街に暮らす人はほとんどがみな、何らかの商売をしていため経済的に豊かで、街は美しく整備されています。また、歴史的な建築群が、特色ある景観を作り出してい。この街の特徴について、地元の観光業に携わる朱祥桂さんは次のように語っています。

 「この街には、『絶景』と呼ばれる風景が4ヶ所あります。ひとつ目は、樹齢の長い大きなガジュマルの木。ふたつ目は、街を流れる『姚江』という川。みっつ目は、石畳の道。よっつ目は、木造の建築物です」

 黄姚古鎮のある場所は典型的なカルスト地形で、周辺には形の変わった峰が多くそびえ立っています。また、「姚江」「珠江」「興寧河」という3つの川が街を包み込むように流れており、美しい水郷を形作っています。

 黄姚古鎮には多くの少数民族が住んでいます。街では、各民族の独特な文化や風習を垣間見ることができます。ヤオ族の特徴は、美しい黒髪と、それを鮮やかに彩る装飾品です。彼らは、通りにテーブルを並べ数百メートルにも及ぶ食卓を作り、大規模でにぎやかな宴会を楽しみます。またチワン族の人々は歌や踊りが上手で、中でも「火の猫の踊り」という民族舞踊は有名です。

 黄姚古鎮を歩いていると、水車を回す村人の姿や、牛を連れて散歩するお年寄りの姿を見かけます。酒造り工場や米や小麦を粉にする工場などは観光客に公開されていて、昔ながらの伝統的な作業工程を見学体験することができます。

 街には、「仙人の井戸」と呼ばれる人工の池が5つあります。池の大きさは3平方メートルほど。深さは1メートル程度で、壁面には石が敷き詰められています。泉が湧き上がった地下水は、まず1番目の池に流れてきます。そして順番に、2番目の池、3番目の池と流れていくのです。この5つの池はそれぞれ役割が決められています。住民の梁華さんは、次のように紹介してくれました。

 「1番目の池の水は、みんなの飲用水です。ここでは、手すら洗ってはいけません。2番目の池の水は、野菜を洗うための水です。ここでも手を洗ってはいけません。3番目の池は、洗濯場です。このように池によって用途を限定することで、大切な水資源を保護しているのです」